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第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト 第2位入賞❗️

8月31日 全国的に熱中症警戒アラートが発令し、東京都は38℃に迫る猛暑の中、有楽町朝日ホールではさらに暑い高校生の戦いがありました。

全国各地から予選を突破した10名が、与えられたテーマ「私が出会った忘れられない言葉」「今の社会に足りないもの」に対し、それぞれの考えを手話を用いて発表しました。済美平成中等教育学校としては、4年連続、4回目の出場です。今年参加した吉田さん(5年生)は、先輩や友人から大会の内容や、全国の参加者との交流の楽しさについて話を聞くたびに、自分もぜひ出場したいと手話の勉強を頑張ってきました。

 

吉田さんのタイトルは「世界を広げる」

カナダのホームマムからの言葉や、手話活動で繋がった松山聾学校との交流を通して感じたことを発表しました。日頃の練習の成果が十分に発揮され、今までの中で最も良いスピーチでした。発表後の質疑応答では、「世界で活躍する国際人を目指す吉田さんは、将来どのような活動がしたいか」と問われ、「アフリカの子供達に本を届ける活動がしたい」と落ち着いて答えることができ、会場から感嘆の声が上がっていました。結果は、第2位‼️入賞。

今年6月には手話の普及に向けた「手話施策推進法」が制定され、11月にはデフリンピックが東京で開催される現在では、手話を学ぶ高校生も増加し、年々、手話技術のレベルが向上しています。大会後の吉田さんは、「全国の皆さんと交流できて、また新しい手話(世界)を知ることができ、自身がさらに成長できたと実感しています。今後も手話を学び続け、手話の魅力をもっと多くの人へ伝えていきたいです。言語を知ることは、新しい世界が見えてくること。ワクワクした2日間でした。」と答えてくれました。