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2025.10.09
10月6日に2年生は、「六千人の命のビザ」という杉原千畝氏に関する授業をしました。杉原千畝氏(1900-1986)は、第二次世界大戦中にリトアニアのカウナス領事館に勤務していた日本の外交官です。1940 年、ナチス・ドイツの迫害から逃れようとする多くのユダヤ系難民に対し、本国政府の指示に反して人道的判断により「命のビザ」と呼ばれる通過ビザを発給しました。その数は約6,000 枚に及び、約2 万人の命を救ったとされています。

「平和とはなにか」「なぜ戦争が起こるのか」という問いかけから、「千畝さんはどんな気持ちだったか」「自分たちができることはないのか」という問を出し、生徒一人一人が当事者意識を持てるようにしていました。グループワークで互いの意見を交換し、考えを深められたかと思います。

10月17日(金)に杉原まどかさん(杉原千畝氏の孫)による講演会があるので、当日はより関心を持って聞けるかと思います。