21日金曜日の午後、今年２回目の避難訓練が行われました。

今回は、震度5強の地震が発生したという設定で、初めてiPadも使って安否確認作業が行われました。その場で60秒のシェイクアウトをし、人員確認、避難経路の確認・確保と、訓練は続きました。

教室も廊下も静粛が保たれ、生徒も教職員も真剣に取り組めていました。

その後、場所をアリーナに移して、松山西消防署の署員の方々による「命の講話」をお聞きしました。

下校時間帯に大地震に遭った、という設定から時間経過と共に、「もしあなたならどう行動する？」という具体的なクイズ形式のお話はイメージしやすく、ためになる情報が満載。避難所でのトイレの重要性や、支援物資が届くまで自分の備えで凌ぐべき食料や水の重要性など、大人の私ももう一度家の備えを見直そうとしみじみ…。

中でも、みんなが興味津々だったのが、「冷たいお水やお茶でもカップラーメンは作って食べられるか？」という実証実験。

結論は「時間はかかるが、美味しく食べられる」とのこと！

これはもしもの時に、必ず思い出すであろう情報でした。

つい最近も大火事で100戸をはるかに超える家々が焼失という痛ましいニュースが報じられたばかり。

この日の訓練では、一人一人が「もしもの時を考える」、大切な時間をいただきました。