12月5日(金)考査最終日に、４年生に向けて、東京大学教養学部　宇野健司先生から、「ビジネスのの最前線から見た『進路選択』」というタイトルでご講演いただきました。

まず初めに、留学するならどこの国に行きたいか、という問いかけから、交換留学の話をしていただきました。交換留学に関する費用の話やスケジュールの話をしてもらい、とても具体的に想像ができたのではないかと思います。実際に交換留学制度を用いて留学を行った生徒の動画を見せてもらったり、留学に行く方が就職に有利という話をしてもらったりしました。

講演会の中で、「仮決め思考」の話をしてもらいました。講演会の途中でも、「まず決めよう」ということを度々話されており、日常生活でも使える話であると感じました。実際に生徒は、今現時点での第一希望を1分以内に決め、全体に発表するという仮決め思考を体験する時間がありました。

最後に勉強の仕方についての話をしていただきました。普段の授業が第一であること、復習をしないと定着せず忘れてしまうこと、一夜漬けはすぐ忘れてしまうこと。また、やった方がいい教材を具体的に提示していただき、平日４時間土曜日６時間日曜日８時間の勉強を最低限しないと受験のラインに立てないという言葉もいただきました。東大生に勉強法を聞いてみると、独自の勉強法を確立しているという話も心に残りました。

この講演会で、気合が入った、自分の学習を見直してみる、留学に行ってみたいという感想が４年生から出ていました。仮決め思考でどんどんいろんなことに挑戦していってほしいです。