少し前になりますが、11月中旬、6年生が人権教育HRを行いました。
今度の春卒業する6年生にとっては、済美平成で行う最後の人権教育HR。
担当する先生たちの声にも熱が入ります。

今回特に取り上げたテーマは、面接や就職活動の際の差別。
今はまだ大学進学や就職に向けて「面接を受ける側」「就職活動をする側」の視点を持ちがちですが、授業では、将来「面接をする側」「採用を担当する側」になる可能性にも言及し、多面的に色々な問題を考えました。

授業のラストでは今まで（特に後期課程で）やってきた人権教育HRの振り返りも行い、学びを深める充実した時間になりました。

最後に6年生の感想を紹介します。

「６年間学んだことが色々ありすぎて。普段は意識していないけれど、気が付かないうちに学んだことが自分の考えに定着しているんだと思います。」

「分かっているのに…と思いながら授業を受けていた時もあったけど、生きていく上で大切なことを学びました。」

「ふとした時に差別や偏見についてこれからも自分で考えられる人間になりたいです。」

済美平成での６年間の学びが、皆さんのこれからを支える力となることを願っています。