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2025.09.09
毎年5年生の美術選択生は、ろうけつ染めに取り組んでいます。
鉛筆で下描きをした綿の布に、コンロで溶かしたロウを塗る、というか染み込ませます。
ロウを塗ったところは水をはじくという性質を利用して、染料に漬け込んで染色します。
ロウを塗ったところだけ白く残っているのがわかると思います。
染めて乾かした後、同じように、それ以上色を変えたくないところにだけロウを塗り、より濃い色の染料に漬けるのです。
そうやって全ての色が染められたら、最後にロウを落とします。
表面を削ってロウを粗落とししているところです。
この後、新聞紙に挟んだ状態でアイロンを押し当てて、布に染み込んだろうを溶かし、新聞紙に吸い取らせて完成です。
いつか今日の顔で完成作品を紹介できたらいいなと思います。
みんなでコンロを囲んで和気あいあいと制作している様子は、なんだか井戸端会議のようです。