被災地に思いを寄せて
3学期最初の土曜日の朝は「人権DAY」の取り組みからスタート。
今回のテーマは「被災地の衛生問題~女性の生理から考える~」です。
今年は阪神淡路大震災から30年の節目の年でもあり、取材にお邪魔した2年生は、ちょうど東日本大震災のころ生まれた学年です。
担任の先生から本日のテーマが説明された後、まずは動画で、1年前の能登半島地震の際、実際に避難所で起こった出来事が紹介されました。
支援物資の配置に関わった男性職員の方が登場し、女性の「生理」への理解不足から、せっかくの支援物資(生理用品)が適切に届けられなかった事例が紹介されたり、女性が生理中に見舞われている「生理痛」を男性が疑似体験してみる様子が紹介されたりし、生徒たちは真剣に動画に見入っていました。
最後に担任の先生から、3月に予定されている研修旅行の話などもあり、今回のテーマが被災地だけに留まらない内容だということを、改めて共有した時間となりました。
衛生問題は、生きていく上で必須の身近で切実な問題。しかも、男女を問わず起こり得る問題です。
今回の人権DAYは、被災地に思いを寄せると共に、こういう大切な問題を改めて考えてみる貴重な時間にもなりました。
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