よくあるご質問

入学試験について

専願と併願で違いはあるのですか ?

専願者は、「合格した場合、必ず本校に入学する志願者のこと」です。専願の方が本校で学びたいという強い意欲があると判断しますので、選考にあたっては、入試の成績が同等であれば、専願の志願者を優先します。

面接はどのように行われますか ?

一般入試は受験番号順に 3 人ずつ組をつくり、グループ面接を行います。1 グループあたり約 5 分程度で、「本校を受験しようと思った理由」などを質問します。帰国児童入試と特別資格児童入試の面接は、1 人 10 分程度の個人面接を行います。いずれの入試でも、面接は点数化するのではなく、参考として扱います。

帰国児童入試・特別資格児童入試の「総合問題」の中身はどういうものですか ?

過去の入試問題は公開していません。総合問題は、関心・意欲・思考力・社会性などを問い、志願者の個性や能力を多面的に評価するもので、選考の際は参考として扱います。
普段の生活のいろいろな場面で身につけた力を問うものですので、特別な対策は不要です。

帰国児童と特別資格児童の両方に該当します。どちらで出願したらよいですか ?

試験問題は同じです。面接も個人面接ですので、どちらでも条件的には同じです。
ただし、「帰国児童」として出願してもらえると、面接で外国での経験が話しやすいかもしれません。

内申書は点数化されるのですか ?

一般入試においては、小学校が作成する内申書などの書類は必要ありません。帰国児童入試と特別資格児童入試では、調査書等を提出してもらいますが、それらの書類は、参考として扱います。

推薦入試はありますか ?

推薦入試は実施していません。

補欠合格や追加募集はないのでしょうか ?

例年補欠合格は出していません。二次 ( 追加 ) 募集も予定していません。

男女で定員の枠を設けていますか ?

あらかじめ定員に男女の枠を設けることはしていません。

転入試験はありますか ?

一家転住による転入学のみ受け付けています。手続きの詳細は、個別にお電話にてお問い合わせください。

学校生活について

どんな通学方法の生徒が多いですか ?

自転車通学の生徒が一番多いです。スクールバスや伊予鉄バスを利用している生徒もいます。校舎の増築に伴い、校内への自家用車の乗り入れは原則禁止となりました。学校周辺の路上や商業施設での乗降も、危険な迷惑行為ですので、ご遠慮ください。生徒が自分の力で登下校できるよう、ご家庭でも是非ご指導ください。

スクールバスは誰でも利用できますか ?

前期課程の生徒は誰でも利用できます。

自転車通学は許可制ですか ?

許可制です。ただし、通学距離による制限はありません。学校が指定する条件にかなった自転車 ( 前方にかご、後方に荷台付き/両足スタンドタイプ/自動点灯ライト付き ) であること、ヘルメットをかぶること、保険への加入を義務づけています。交通ルールを守ることも含め、学校の決めているルールに違反した場合は、自転車通学の許可を取り消す場合があります。

どれぐらいの範囲から生徒が入学していますか ?

松山市および松山市近郊が多いですが、どの学年にも、今治・新居浜など東予地区や、大洲・八幡浜など南予地区からも JR 通学生が在籍しています。また、一家転住に伴い、県外や海外からの新入生も毎年いて、50 校ほどの小学校から、本校に入学してきています。

昼食は、どのようになっていますか ?

教室でお弁当を食べます。昼休み、校内でパンや弁当(弁当は当日朝、チケットを購入し、昼に受け取る)の販売もあります。自動販売機もありますので、飲み物を買うこともできます。

携帯電話やスマートフォンについての決まりはありますか ?

通学距離の長い生徒がいることを考慮して、どうしても必要な場合に限り、「許可を得て持参すること」を認めています。①使用料の上限を決めるなど、適正なご指導を家庭でしていただける、②朝のSHR(朝の会)で学級担任へ必ず預けることを生徒が約束できる、③帰りのSHR(帰りの会)で返してから、校内や路上・乗り物の中などで使用(メール・ゲーム含む)しないことを約束できる(緊急の場合のご家庭との連絡は除く)の3点を約束していただくことが条件です。

入学後のクラス分けはどうなっていますか ?

入試の種類に関係なく、1~4 年生はすべて均等割のクラスです。4 年生の終わりに文系・理系の選択を行いますので、5・6 年生は文系・理系別クラスとなります。

いろいろな不安を相談できる場はありますか ?

公認心理師によるカウンセリングなど、生徒・保護者の皆さんの相談を受け付けています。申し込みはこのホームページからできます。教育相談室では、教育相談担当の先生にも気軽に相談できます。

6 カ年一貫の平成校ならではの「学習面での良さ」は何ですか ?

計画的で柔軟なカリキュラムが可能な点です。基礎期の 2 年間で公立中学 3 年間分の学習を終え、充実期の 3 年間 (3~5 年 ) で高校 3 年間分の学習内容をじっくり学び、発展期 (6 年 ) では、受験に向けての実戦的な学習に専念できます。3・4 年生で、理科・社会 ( 地歴・公民 ) のすべての領域を全員が履修し、自分の得意・不得意をじっくり見極めた上で、文系・理系の選択ができるのも「良さ」だと考えています。

6 カ年一貫の平成校ならではの「生活面での良さ」は何ですか ?

部活動や学校行事、普段の清掃活動など様々な場面で、1 年生の時から、学校のリーダーとして頑張る 5 年生や、大学入試に向けて勉強する 6 年生の姿を間近に見たり、一緒に活動したりできる点です。また、6 年間をともに過ごす同期の仲間との絆は大変強く、卒業生も「共に頑張る仲間が苦しいときの支えになった」と、毎年在校生へのメッセージを残してくれています。生徒同士の仲がいい、アットホームな校風が伝統です。

英語の 4 技能を鍛えるために、どのような取り組みをしていますか ?

6か年一貫教育の強みを生かし、毎日英語の授業が行われます。1~4年生までは毎週1回(5年生は月に2回)はネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受けています。その授業の中で、英語で意見交換することはもちろん、考査ごとのパフォーマンステスト(あるテーマについて英語で書いて発表する)、オンライン英会話(3~5年生)、海外研修旅行では現地校との交流会の準備など、学校生活の中に「英語が溶け込む」ように工夫しています。6年生になったら、大学入試問題の英作文について、マンツーマンでネイティブ教員の指導を受けながら、論理的な英文が書けるように仕上げていきます。

特色ある学校行事に、どのようなものがありますか ?

総合学習での論文作成活動や、てくてく SH☆Walk、海外研修旅行など、たくさんの学校行事があります。てくてく SH☆Walkは、重信川沿いに30km余りを1日かけて歩き通す3年生の学年行事です。

総合学習論文の取り組みは、どのようなものですか ?

「自律・創造・対話」という校訓を実践する、1 期生から続く済美平成伝統の取り組みです。3 年生が 1 年間かけて取り組みます。大学の卒業論文指導のように、一人の教員が 2~3 人の生徒を担当し、マンツーマンで「伴走役」を務めます。一人一人の生徒が自分の興味のあるテーマを 1 つ選び、調べ、インタビューやアンケート調査なども実施しながら考察し、8,000 字以上の論文にまとめます。書き上げた後には、パワーポイントを用いての全員発表会、要旨集作り、代表者による優秀論文発表会を行います。全国規模の論文コンテストで、多数の生徒が入賞を果たし、毎年、高い評価をいただいています。

塾へ通っている生徒はどれくらいいますか ?

調査していないので正確な数字はわかりません。ただし、済美平成中等教育学校では、教員一人当たりの生徒数 10 名という恵まれた環境を生かして、放課後の補習や個人指導、長期休業中の補習授業など、きめ細かい学習指導を心がけています。入学後は、まず、学校の授業や課題に丁寧に取り組むことを実践してほしいと考えています。

研修旅行の行き先は、どこですか ?

2 年生の終わりに関西方面へ 3 泊 4 日の旅行があります。日本の文化・社会への理解を深める目的で、寺院散策や伝統文化体験、社会見学と盛りだくさんの研修です。4 年生の終わりにはハワイへ5泊6日の旅行があります。現地高校を訪問しての交流会やハワイ大学での英語研修に加え、えひめ丸の慰霊碑を訪ねたり、戦艦ミズーリを見学する平和学習も行います。どちらの旅行も、生徒自らがグループでコースを考え、調べて実施する自主研修を含みます。(コロナウイルス感染症拡大に伴う変更あり。)

部活動にはどんなものがありますか ?

現在、部活動として、体育系は野球 ( 前期課程は軟式、後期課程は硬式 )・陸上競技・ソフトテニス・剣道・バスケットボール・ダンス・サッカー・卓球の9種類、文化系は、放送・吹奏楽・俳句・家政・三線・茶道・囲碁将棋・かるた・自然科学・美術の10種類の部活動が活動しています。部活動の活動時間は4月~10月が19:00まで、11月~3月が18:30までです。